応募完了

ANSUKOEMU2016-10-31

毎年恒例の駆け込み応募です。
パズルアクションゲーム「Temples Trick」、HSPTV部門ID#1323です。
2種類のポーション(スタンと魔石消去)を使い、敵の接近をかわしながら、すべての魔法陣を封じるとステージクリア。
魔石を押して(モーション的には蹴ってるようにも見えるけど)、魔法陣まで移動させます。
ステージによって、難解パズルにしたり、アクション寄りに振ったりしています。


では、これまた恒例となります蛇足事項をつらつらと。
今年はHSPTV素材の珠音(tamadot.bmpMIDIのBGM)を使うことを念頭に開発しています。
そして、ステージ生成を乱数に頼るのではなく、面データとしてスクリプト内に保持するというのも課題の1つとしました。
「Temples Trick」は、HSPTV枠で面データを抱えるならこのカテゴリーかなー、と漠然と考えていたネタです。
パズルとしてはよくあるルール「パーツを決められた地点まで押して移動させる」を採用しています。
倉庫番に代表される片付け系で、いまでは非常にオーソドックスなイメージのものです。
パーツの動きもわりと良く見られるタイプで、障害物に当るまでパーツが移動し続けるのと、任意消去できるという点は、往年のアーケードゲーム「PENGO」のIceというと古参にはわかりやすいかもしれません。
クリアには無関係ですが、3個ある★マークが入ったIceを縦か横に並べるとボーナスというルールに燃えました。
(その「3個並べると完成」というギミックをそのままパズルにした「スフィア」というPCゲームプログラムもあって、パーツを動かす手数が各面決まっており、8x8の場外に出してしまってもNGというものでした。)
「魔石消去」は、パズル正解手順に組み込むために回数制限を付けています。面によっては0回もあります。
パズルの得意な方にはさっさとクリアされてしまうと思われるため、アクセントとして敵を出すようにしました。
敵は魔石を透過するので、利用してパズルを解くようなことはありません。
敵は倒せないので終始邪魔をしてきます。ステージによっては多く出現させてぐっとアクション側に寄せたりしています。


なお、申し訳ないことに今回は99%の出来です。
マスからマスへのプレイヤー移動中でもスタン発動を受け付けるようにしていたのですが、バグっていたため、応募間際に慌てて削りました。
そこはいずれデバッグしますが、そんなんでAX的には70Bytesほどまだ空いています。
あと、時間の都合でスリム化が十分ではなく、うまく詰めれば全20面程度のデータが格納できるかもしれません。まあステージ案を考えるのが大変ですが。
ちなみに、いつもならタイトル表示中もゲーム中の画面を表示して敵キャラを動かしたりしているところ、パズル系ということでやらないようにしたため、オープニングがちょっと殺風景でした。